札幌市の第3セクター「札幌振興公社」は10月12日、「札幌もいわ山ロープウェイ」のミニケーブルカーに不具合があったため、15日まで全施設を臨時休業すると発表しました。
11日夕方、山頂と中腹を結ぶミニケーブルカーの機械室から異音がするのを施設を管理する従業員が気づきました。
その日の夜から翌12日にかけて専門業者が原因を調べましたが、現在まで特定に至っていません。
原因調査と復旧作業に時間がかかるため、安全が確認されるまでミニケーブルカーとロープウェイ、藻岩山観光自動車道などの施設を15日まで休業を決めました。山頂レストランは、不具合発覚前に予約していた人には、別に対応を連絡をしているということです。
再開時期はわかり次第知らせるとし、「ご来場を予定されていたお客様には、多大なるご不便とご迷惑をお掛かけいたしますことを、心より深くお詫び申し上げます。安全・安心を最優先に、1 日も早い復旧を目指して努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます」などとコメントしています。
ミニケーブルカーは7月、減速機が故障したため、約1か月間運休していました。
藻岩山からの夜景は日本新三大夜景に選ばれるほどで、札幌屈指の観光スポットとなっていて、今後は紅葉が見ごろを迎える予定です。