12日は最も遅い猛暑日となった所があった一方、関東などでは秋らしい気温になりました。
3連休中日の12日、宮城・気仙沼市で水揚げされた秋の味覚・サンマが無料で振る舞われる「目黒のさんま祭」には多くの人が訪れていました。
食べられるのは13倍を超える抽選をくぐり抜けた目黒区民1500人です。
訪れた人たちは「今年初サンマなんですけど、焼きたてで香ばしくて秋の味覚を感じますね」「最高です。炭で焼いてるせいか、ふわふわしておいしいです」と話し、食欲の秋を満喫していました。
12日の東京都心の最高気温は23.8度と、11日の日中より6度以上上がり、秋らしい1日になりました。
一方、西日本などでは気温が上がり鹿児島・肝付町で35度を観測。
全国で観測史上、最も遅い猛暑日となりました。
そうしたなか、高知・いの町の河川敷でスポーツの秋ならではのイベント「仁淀川国際水切り大会」が開かれました。
石を川面に投げてはねさせる水切りを1対1の対戦形式で行い、はねたときの美しさや回数、飛距離などを競います。
県の内外から参加した約150人が熱い戦いを繰り広げました。
東京・立川市では10月末のハロウィーンを前に、ユニークな盆踊り大会が開かれました。
コスプレをした人たちが音頭に合わせて踊っているのは、その名も「妖怪盆踊り」です。
2日目の13日はコンテストも行われ、様々な妖怪が登場しました。
優勝したのは、船の行く手に現れるという妖怪「海坊主」でした。
秋の夜長を楽しむ妖怪盆踊りは13日まで行われます。