台風22号で被害を受けた八丈島では、台風23号が勢力を強めながら接近しており、12日夜から暴風雨に警戒が必要です。
備えが進んでいる現地から、フジテレビ社会部・河村忠徳記者が中継でお伝えします。
午後5時現在の八丈島では、一時的に雨も風もやんでいますが、八丈島のホテルでは正面玄関が強風の被害にあわないように、マイクロバスや大型車を横に並べ、バリケードが作られていました。
台風22号で島全体に大きな被害が出た八丈島では、現在も多くの場所で停電や断水が続いています。
復旧が進んでいない中で13日に最接近する台風23号に備え、住民は早めに避難をするなど対策をとっています。
八丈島末吉地区に住む沖山幸人さん:
(Q.今夜はここで過ごしますか?)はい、あまり(風が)吹かなければいいけど。(Q.発電機は何日分ぐらい持ちますか?)1日持たないと思うよ、今(燃料が)4分の1ぐらいか、減ったのはね。
また午後2時過ぎ、東京都から派遣要請を受けた航空自衛隊が輸送機を出して、簡易トイレやダンボールベッドなど救援物資を届けました。
台風22号による大雨の影響ですでに地盤が緩んでおり、災害の危険度は高まっています。
八丈島の町役場は住民に対して、早めの避難と厳重な注意を呼びかけています。