熊本市は10月8日の熊本市議会・経済委員会で水前寺競技場など3つのスポーツ施設の大規模改修を優先的に進めていくと明らかにした。また、委員からは熊本県が移転再整備の方針を示している「藤崎台県営野球場の市内への誘致を検討してほしい」という意見が出された。
移転建て替えも視野に大規模改修へ
熊本市は10月8日に熊本市が維持管理を行う40カ所のスポーツ施設のうち、中央区の『水前寺競技場』、『水前寺野球場』、『市総合体育館・青年会館』の3つについて優先的に大規模な改修を検討すると明らかにした。

いずれも建設から35年以上が経過し、老朽化が進んでいるという。2025年度中にそれぞれの施設に関する庁内検討会を立ち上げ、移転建て替えの可能性も視野に検討を進めていくとしている。

また、熊本県が移転再整備の方針を示している藤崎台県営野球場について、委員からは「市内への誘致を検討してほしい」という意見が出された。市は、「市民の関心が高いことと承知している。移転先の公募の条件がまだ分からないが、今後県の動向を注視していく」としている。
(テレビ熊本)