アサヒグループホールディングスのシステム障害がビール業界の販売統計にも影響を広げています。
アサヒビールは9月分の公表を見送った他、10月は全体の販売が減少する可能性がでています。
アサヒビールは9月分のビール類の販売実績の公表を見送りました。
9月29日からのシステム障害で全面的な復旧のめどがたっておらず、正確なデータの集計ができないためだとしています。
こうしたなか、飲食店や小売店では発注をアサヒから切り替える需要が高まっています。
アサヒ以外の大手3社では、一部商品で注文が想定を超え出荷調整を行って安定供給を図る動きも出ていて、10月はビール業界全体の販売が減少する可能性があるということです。