台風22号の直撃から一夜明け、八丈島では倒木や建物の倒壊など島の広い範囲で被害の爪痕が残されていました。
八丈町役場によりますと、小学校の跡地の施設に土石流が流れ込んでいるのが見つかりました。
これまでにけが人の情報は入っていないということです。
また、町内のホテルでは強風によって屋根の一部が飛ばされ、室内には木材が散乱しています。
ホテルの人:
あれがみんな落っこちた。上のトタン板が庭にいっぱい散乱している。
また、13日には台風23号が再び直撃する恐れがあることから、住民たちは早くもその備えに取りかかっていました。
店長:
シャッターを閉めるだけだと強風であおられて壊れてしまう可能性があるので、こういうふうに角材で固定しました。
役場などには、これまでに建物の損壊に関する相談が100件以上よせられているということで、被害の把握を進めるとともに、今後来る台風に注意を呼びかけています。