おととし、宮城県南三陸町で見つかった身元不明の遺骨が、東日本大震災で行方不明となっていた岩手県の当時6歳の女の子のものであることが分かりました。

身元が判明したのは岩手県山田町の山根捺星さん、当時6歳です。

山根さんの遺骨はおととし2月、南三陸町にある建設会社が歩道橋の補修後に行った分別作業の際に見つかり、警察が身元の確認を進めていました。

警察がDNA型鑑定などを行った結果、山根さんの下あごの骨の一部だと分かったということです。

山根さんの遺骨は後日、家族に引き渡される予定で、家族は「諦めていたところに連絡をいただき驚きましたが、大変うれしい気持ちです」とコメントしています。

東日本大震災の発生から10月11日で14年7カ月となります。

仙台放送
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