9日、鹿児島市の中学校で、あるお笑いコンビが講演を行いました。
テーマは「人を傷つけない笑い」です。
鹿児島市の谷山北中学校で講演を行ったのは、お笑いコンビ「オシエルズ」の、矢島ノブ雄さんと野村真之介さん。
2人とも教員免許を持ち、毎年100校を超える全国の学校で講演を行う異色のお笑いコンビです。
2人とも子供の頃に見た目をからかわれていた経験から、人が嫌がることやいじめにつながるような「誰かが傷つく笑い」を減らしたいと活動してきました。
「いじった時に相手がどんな顔しているか見ると、傷つく笑い減っていくんじゃないか」
「いじった人って自分だけが面白くて人の顔を見ていない。いじってあげた本人の顔を見てあげることが大事」
その上で、2人が伝えたい最も大事なことは。
「まず受け入れる。そして前向きにとらえる。」
相手のことを受け入れて、前向きにとらえること。
子供たちはゲームを交えながら、互いに認め合う、前向きなコミュニケーションの取り方を学んでいました。
生徒
「友達を本当に心から笑わせるようにしたい」
「友達に話すときは考えてから、相手が傷つかないように話そうと思う」
オシエルズ 野村真之介さん&矢島ノブ雄さん
「(会話の中で)『いいね』って言ってほしい。言われた人も『いいね』って言ってほしい」
「言える空気づくりだよね」
「えーじゃなくて。心折れちゃうから」
「心に残ってくれたらうれしい」