「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から33年前の1992年10月9日、旧広島市民球場で、35年間使われていた看板式のスコアボードが解体されました。
それまで使われていた看板式のスコアボードの解体作業は午前9時からクレーン車やパワーショベルなどを使って始まりました。
このスコアボードは1957年、旧広島市民球場が出来て以来、何度となく改修工事をしながら、カープの試合を見守ってきましたが、時代の流れと老朽化には勝てませんでした。
そして翌1993年3月、新しい電光式のスコアボードが完成しました。
新しいスコアボードは、中央部分から向かって右側にチーム名や選手名、得点などのスコアを表示。左側に大型画面が設置されました。
大型画面では、ホームランなどのシーンが瞬時にリプレーされるほか、スローモーションによる映像も楽しめるようになりました。
看板式のスコアボードでは、プレートをまわす作業に、5人から7人の人手が必要でしたが、電光式では2人で操作できるようになったということです。