高松市のマンションで、拳銃や手りゅう弾などを所持したとして、六代目山口組傘下組織の組長の男ら2人が、銃刀法違反などの疑いで10月8日の夜、逮捕されました。
自動装てん式の拳銃や回転式の拳銃に加えて手りゅう弾も。いずれも高松市のマンションから押収されました。逮捕されたのは、指定暴力団六代目山口組、傘下組織の組長で、高松市屋島西町の岡山一仁容疑者(58)と高松市生島町の農業、八塚正司容疑者(70)です。
警察の調べによりますと2人は共謀して、2025年7月8日午後3時ごろ、高松市花ノ宮町にあるマンションで、拳銃6丁や実弾27発、手りゅう弾1個を所持した疑いです。
2人は知人の関係にあり、八塚容疑者が25年7月、常習賭博の罪で逮捕・起訴され、関係先の捜索で拳銃などの所持が発覚しました。警察は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
マンションからは、ほかにも実弾とみられる弾、約100発が押収されていて、警察は、鑑定を進めるとともに、入手ルートなどを調べています。