任期満了に伴い26日に投開票が行われる宮城県知事選挙で、立候補を表明していた新人・古市尚高氏(72)が、告示日当日の9日、立候補を断念したことがわかった。

県選挙管理委員会によると、「供託金が用意できなかった」として、本人から午後4時前に連絡があったという。

古市氏は銀行の窓口が閉まった後、ATMの出金限度額を引き上げる手続きを行い、必要額の3分の2の入金はできたが、残りの3分の1の確保には至らなかったという。
法務局や県への届け出の時間を考慮して「間に合わない」と判断。立候補を断念した。

今回の知事選には、古市氏を除く5人が立候補を届け出ている。

仙台放送
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