松江市の中高一貫校が、犬と触れ合う教育活動「スクールドッグ」を導入することになり、10月8日に常駐する犬が学校に譲渡されました。
松江市の開星中学・高校。
全校生徒の前でお披露目されたのはゴールデンレトリバーのレイ君。
2歳のオスで、「スクールドッグ」として学校にやってきました。
「スクールドッグ」とは、盲導犬の訓練を受けて教育現場に派遣される犬のことで、触れ合いや世話を通じて子どもたちの自主性・責任感の向上や、学校生活でのストレス軽減といった効果が期待されています。
日本スクールドッグ協会が全国各地の学校と協定を結び、取り組みが広がりつつありますが、毎日犬が常駐するのは開星中学・高校が全国で初めてだということです。
開星中学校・高等学校 田中薫教頭:
学校に犬がいるというだけでうれしそうな顔になったり触ってみて癒やされた。
(生徒たちが)ふだん見せない顔をしっかりみせてくれるので、来てもらって良かったなというシーンはすごく多いです。
学生:
とてもうれしいし、かわいいです。癒やされます!
レイ君はこれから毎朝、教頭先生と一緒に学校に来て、休憩時間などに自由に生徒と触れ合うということです。