先日発表された都道府県の「魅力度ランキング」では、2025年は3位が沖縄県、2位が京都府、そして1位が北海道で17年連続の首位だといいます。

これは民間の調査会社が認知度や魅力度、イメージなどを数値化したもので16年前から行われています。

一方でランキングの最下位は、2024年に46位だった埼玉県でした。

2024年最下位だった佐賀県は2025年は45位、2023年に最下位だった茨城県は46位で、この5年間、ワースト3県の顔ぶれは変わらず、最下位脱出を争っています。

2025年はなぜ埼玉県が最下位なのか、調査会社に話を聞きました。

ブランド総合研究所 代表取締役・田中章雄さん:
“埼玉独自の魅力”がわかりにくい、伝わりにくいといったことがあるのでは。

そこで、レトロな街並みから「小江戸」とも呼ばれる埼玉・川越市で埼玉県の魅力を聞いてみると「川越の蔵造りは観光地で人が多い。いい場所だと思います」「それなりに自然もあって、それなりに買い物できるところもあって、困るところがない」といった声が聞かれました。

果たして最下位争いから脱出できるのか、埼玉県の魅力探しはまだまだ続きそうです。