総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、召集の時期を再来週の前半まで遅らす方向で調整していることがわかりました。
政府・自民党は当初、15日にも国会を召集し、石破総理の後任を決める方向でしたが、複数の関係者によりますと、召集を再来週まで遅らす方向で調整に入りました。
高市総裁の体制となった自民党と、公明党との連立継続の交渉が難航していることなどを踏まえたもので、20日または21日の召集を検討しています。
自民党の総裁の選出後、総理の指名まで2週間以上空くことは極めて異例です。
召集までの間、高市氏は野党にも国会での協力を呼びかける考えですが、立憲民主党は総理指名の野党統一候補の擁立を模索していて、攻防が活発になっています。