熊本県警はメールサーバーに対する不正アクセスがあり、県警のメールアカウントから国内外に約12万件のメールが送信されたと発表した。これまでに情報流出などの被害は確認されていないということだが、県警は不正アクセス禁止法違反の疑いも視野に調べている。

不正アクセス受け約12万件のメール送信

海外からの不正アクセスが確認されたのは熊本県警のメールサーバー。県警によると、10月6日午後5時すぎ、職員から「メールがうまく送れない」と県警本部の情報管理課に連絡があった。

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情報管理課がアクセス履歴などを調べたところ、海外からの不正アクセスが判明。県警本部で使用しているアカウントの一つから、国内外に約12万件のメールが送信され、このうち1万9000件が相手に届いているという。

送信されたメールの内容は分かっておらず、この不正アクセスが官公庁を狙ったものなのかも現時点では不明。アカウントは送信専用で、直ちに使用を停止、これまでに情報流出などの被害は確認されていない。

県警は不正アクセス禁止法違反の疑いも視野に調べを進め、原因究明とともに対策強化を図るとしている。

(テレビ熊本)

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