熊本県警はメールサーバーに対する不正アクセスがあり、県警のメールアカウントから国内外に約12万件のメールが送信されたと発表しました。これまでに情報流出などの被害は確認されていないということですが、県警は不正アクセス禁止法違反の疑いも視野に調べています。
海外からの不正アクセスが確認されたのは熊本県警のメールサーバーです。
県警によりますと、6日午後5時すぎ、職員から「メールがうまく送れない」と
県警本部の情報管理課に連絡がありました。
情報管理課がアクセス履歴などを調べたところ、海外からの不正アクセスが判明。
県警本部で使用しているアカウントの一つから国内外に約12万件のメールが送信され、このうち1万9000件が相手に届いているということです。
送信されたメールの内容は分かっておらず、この不正アクセスが官公庁を狙ったものなのかも現時点では不明です。
アカウントは送信専用で、直ちに使用を停止、これまでに情報流出などの被害は確認されていません。
県警は不正アクセス禁止法違反の疑いも視野に調べを進め、原因究明とともに対策強化を図るとしています。