きょうもクマの出没情報です。勝山市の4カ所でクマのふんや足跡が見つかりました。このうちひとつは市街地で、市は住民らに警戒を呼び掛けています。
7日朝は、住宅が密集する勝山市滝波町でクマのふんが見つかりました。
発見した女性は「ここにあった。結構大きかった。5年ほど前にクマがベタベタと足跡をつけて家と家の間に入っていった。割とクマが通るんや」と話します。
女性は、7日午前7時ごろ、家の前でクマのふんらしきものを発見。区長を通して市に通報しました。
7日は、このほか村岡町、野向町の3ヵ所でクマの足跡やふんが見つかりました。これで、勝山市の10月からの出没情報は16件に上ります。
市は、近くに収穫していないカキの木があったことから、早めに収穫することを呼び掛けています。
カキの実をゴミ収集所や田んぼに捨てると、クマを引き寄せる原因になるため、市は実を回収する収集車を10月31日までの間、役場に配置し、対応を強化しています。回収の時間は午前8時半から午後5時までということです。