香川県が10億円をかけて解体を決めている高松市の旧香川県立体育館について、解体業者を決める一般入札の結果、高松市の合田工務店が落札業者に決まりました。
▽一般競争入札には2社が参加
解体業者を決める一般競争入札は9月行われ、合田工務店と高松市の建設会社の2社が参加しました。審査の結果、解体方法やこれまでの実績などから合田工務店が落札業者に決まりました。
◆落札価格は8億4700万円
落札価格は、8億4700万円でした。工期は、2027年9月17日までで、今後は、仮契約を結んだあと香川県議会の議決を経て本契約となる予定です。
◆体育館は世界的建築家の丹下健三さん設計
世界的な建築家、丹下健三さんが設計した旧香川県立体育館を巡っては、民間資金での再生を目指している団体が、県に対し、解体のための公金を支出しないように求める住民監査請求を行っています。