バイクを不正に改造し警察官を装って事故処理や交通整理にあたっていたなどとして、仙台市泉区に住む20代の男性が書類送検されました。

記者リポート
「こちらが押収されたバイクと衣装です。バイクには赤色灯が灯り、サイレンを鳴らすためのスピーカーも取り付けられています。また衣装の肩には警察のエンブレムを模したワッペンがつけられています」

書類送検されたのは泉区に住む飲食店従業員の20歳の男性です。

警察によりますと男性は9月、泉区で交通事故を起こした男性に対し、「県警暴取隊、暴走族の対処部隊となります」などと語り、事故処理や交通整理を行った疑いがもたれています。

男性は自前のバイクをかつて暴走族の取り締まりなどに使われた「黒バイ」に似せて改造したほか、無免許運転の疑いももたれています。

男性は「警察、特に白バイに強く憧れていた。真似てバイクを改造し、危険運転の車両を止めたり、事故車の誘導をしていた」と話しているということです。

仙台放送
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