福岡県の糸島エリアに早くも冬の味覚「カキ」を楽しめる「カキ小屋」がオープンです。

糸島市で4日にオープンしたカキ小屋。

「海のミルク」とも呼ばれる栄養豊富なカキを求めて初日から多くの人が訪れました。

◆客
「おいしい、最高です」

◆客
「(きょう食べる量は)全部で12キロかな」

糸島のカキを巡っては去年、猛暑や台風の影響で多くのカキが死滅し、漁師たちも頭を悩ませていました。

同じく猛暑となった今年の出来栄えはどうなのか、取材班は前日の朝、収穫現場へ同行させてもらいました。

カメラを持って水中に入った記者の前に現れたのはロープに連なった大きなカキ。

しかもたくさんあります。

引き揚げ始めて約1時間で、船はカキが入ったケースで埋め尽くされるほどに。

◆カキハウス正栄 仲西慎一郎 店長
「大きくて身も入ってます」

Q.どうなんでしょう中身は?
◆カキハウス正栄 仲西慎一郎 店長
「白くておいしいと思います」

がっちりとした殻の中にはぷりっぷりでみずみずしい大ぶりの身が入っています。

さっそくカキ小屋に戻り、いただきました。

◆記者リポート
「大きいですね。海の味が凝縮されていていい感じの歯ごたえ。まさに海のミルク、おいしいです」

糸島漁協によりますと、今年は猛暑だったものの台風の影響が少なく、海水温に大きな変化がなかったため例年に比べて順調に生育が進んだということです。

◆カキハウス正栄 仲西慎一郎 店長
「カキがいっぱいついていて生きていたので、わあ今年はいいなと思って。今年はいいですね。実入りも大きいし数も出来てます」

旨みがはじける糸島のカキ。

今週末にも複数のカキ小屋がオープンする予定です。

テレビ西日本
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