メジャーリーグ、ナ・リーグ地区シリーズ第1戦、ドジャースは日本時間10月5日のフィリーズ戦で、大谷翔平選手が先発して勝利を挙げ、佐々木朗希投手がセーブをマークしました。
ポストシーズンの同じ試合で、日本人の先発投手が勝利しリリーフ投手がセーブを記録したのは史上初です。
真っ赤に染まる完全アウェーの雰囲気の中、初めてポストシーズンのマウンドに上がった大谷選手は、2回に強力フィリーズ打線に捕まりピンチを背負うと、6番バッターにタイムリースリーベースを打たれるなど、この回3点を失います。
しかしその後は立て直し、追加点は許しませんでした。
ホームラン王のシュワーバー選手から2打席連続三振を奪うなど、6回3失点9奪三振と好投し、1点ビハインドでマウンドを降ります。
すると直後の7回、味方のテオスカー・ヘルナンデス選手が逆転の3ランホームランを打ち、この一発で大谷選手に勝利投手の権利が舞い込みます。
ドジャースは9回、佐々木朗希投手がマウンドへ。
先頭バッターをフォークで三振に仕留めると、その後も最速162.5km/hで圧倒し、無失点に抑え初セーブです。
そして大谷選手に勝ちがつきました。
日本人選手2人がポストシーズンの同じ試合で、先発勝利とセーブを挙げたのは史上初となります。
大谷選手は試合後、“投打二刀流”について語りました。
ポストシーズン初の“二刀流” 大谷翔平選手
「それ(二刀流)が自分の色であり、自分の強みだと思っているので、どちらでもチームにとってプラスになるのであれば、それは自分にしかできない役割だと思うので、それをこなしていくのが今の仕事だと思っています」
試合結果:ドジャース 5ー3 フィリーズ
(岩手めんこいテレビ)