10月6日朝、仙台塩釜港に捕鯨母船が入港し、金華山沖などで捕獲したクジラを水揚げしました。
6日朝、仙台塩釜港に入港した捕鯨母船「関鯨丸」。クジラの捕獲、解体、保存処理まで行う、世界で唯一の捕鯨母船です。
今年3回目となる操業では、金華山沖でニタリクジラ90頭を、道東沖ではイワシクジラ1頭と、ナガスクジラ10頭を捕獲しました。
このうちナガスクジラは生肉として船から降ろされます。
生肉は1キロあたり10万円ほどで、取り引きされる場合もあり、6日は関係者などに振る舞われました。
記者リポート
「最高部位の尾の肉、さしが入っていてとても脂が乗っています。身は柔らかく程よい脂で非常においしい」
共同船舶 所英樹社長
「クジラの脂はDPAという抗酸化の強い成分を持っている。クジラはとても体にいいので、ぜひ皆さんでクジラを食べて、健康になって若返りましょう」
ナガスクジラの生肉は、仙台を含む全国の市場に運ばれるということです。