北朝鮮で兵器の展示会が開かれ、金正恩総書記が兵器の開発を進める考えを強調しました。
5日付の労働新聞は、平壌で4日、最新兵器を並べた「武装装備展示会」が開幕し、金総書記が視察したと報じました。
会場には極超音速弾頭を装備したとみられる「火星11型」をはじめ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)や巡航ミサイル、無人機、装甲車などが展示されました。
金総書記は演説で「核抑止力などを現代化、高度化してきた結実が集結している」と述べ、武力を誇示しました。
さらに、アメリカが韓国や周辺地域への軍事力拡大を進め、北朝鮮の安全に「現実的で深刻な脅威」を与えていると反発し兵器の開発を進めて対抗する姿勢を示しました。
北朝鮮は、朝鮮労働党創建80年となる10日に大規模な軍事パレードを開くとみられています。