自民党の新総裁に高市氏が就任したことについて、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親・早紀江さんは「本気で立ち上がってほしい」と拉致問題の解決を訴えました。
自民党の新総裁に就任した高市氏について、横田めぐみさんの母、早紀江さんが取材に応じ、「拉致問題をなんとか解決してほしいと、何十年も願ってきた。
高市さんがまっすぐに貫いて下さることを祈るばかりで、本気で立ち上がってほしい。」と話しました。
さらに、10月下旬にアメリカのトランプ大統領が日本を訪れる方向で調整されていることについて、「チャンスがあれば、気持ちを訴えたい。年齢的にも、最後のお願いになる」と強調しました。
また、横田めぐみさんの弟で拉致被害者家族会・代表の拓也さんは、「日朝首脳会談を速やかに行い、親世代が健在な内に全拉致被害者の一括帰国を実現して欲しい」とのコメントを寄せました。
このほか、拉致被害者・田口八重子さんの長男で、家族会・事務局長の飯塚耕一郎さんも「日本の障害を何とかクリアしていただける期待感がある方が(総裁に)なられたと思う。」と高市氏への期待を寄せています。
一方で、親世代が早紀江さんだけになったことに触れ、「時間がただ単に経過している悲惨さを改めてかみしめて早期に解決する強い決意を持っていただきたい」と訴えました。