10月1日の「法の日」にちなんで法の役割や大切さを学ぶイベントが開かれました。
模擬裁判裁判長役:
起訴状の事実について間違っていることはありますか?
被告役:
わたしはそんなことは一切していません。
弁護人役:
被告人は犯人ではなく無罪です。
4日、法務省で開かれた「法の日フェスタ」では、架空の強盗致傷事件を題材にした模擬裁判が行われました。
子どもから大人まで約60人が裁判員となりどのような判決がふさわしいか真剣な表情で考えていました。
小学6年生の女の子は「きょうの裁判は本当に判断が難しかった。きょうの模擬裁判に参加して、人を救えるような検察官になりたいと思った」といい、女の子のお母さんは「はじめてこのイベントに来て実際の裁判も見たことがないので私も勉強になった。めったにない機会なので(子どもと)一緒に来られてよかった」と話しました。
このほか、検察官役になって行う模擬取り調べの実演や保護司が作り始めたことから「更生カレー」と名付けられたレトルトカレーの販売など法務省の仕事にまつわるさまざまな展示ブースが並び参加者は楽しみながら法律の大切さを学んでいました。