前経済安全保障担当相の高市早苗氏が4日、自民党の新たな総裁に選ばれました。長野県の党員・党友票もトップは高市氏でした。
長野県内の党員・党友票の開票作業は4日午前10時から長野市内で行われました。投票総数は9545票、投票率は74.43パーセントで去年の前回選を3.91ポイント上回りました。
5人の候補者への投票結果は以下の通りです。
高市早苗 3877票
林芳正 2706票
小泉進次郎 2354票
小林鷹之 365票
茂木敏充 198票
4日午後に行われた総裁選は高市氏と小泉氏の決選投票となり、国会議員票と都道府県連票のいずれも高市氏が上回り、自民党初の女性総裁に選ばれました。
高市早苗 185票(議員票149票 都道府県票36票)
小泉進次郎 156票(議員票145票 都道府県票11票)
長野県連の持つ1票は、県内で最も得票の多かった高市氏に投じられました。
西沢正隆・自民党長野県連幹事長
「党が一致団結して高市新総裁のもと、国民に信頼回復される自民党に生まれ変われるよう活動してほしいと思います」
近く招集される臨時国会で首班指名選挙が行われますが、多数を占める野党が一致して1人の候補を推せる状況には無く、高市氏が初の女性総理に選出される見込みです。