パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結に向けたアメリカの和平計画をめぐり、イスラム組織ハマスは3日「人質全員の解放に同意する」との声明を発表しました。
これを受けてトランプ大統領は先ほど「イスラエルは直ちにガザへの攻撃を停止すべきだ」と呼びかけました。
ガザでの戦闘終結に向けてアメリカが提案した20項目の和平計画をめぐりハマスは3日、「トランプ大統領の努力を評価する」などとした声明を発表しました。
声明ではさらに「恒久的な停戦に向けて人質全員の解放に同意する」と述べガザで拘束する人質の解放に応じる考えを示す一方、武装解除には言及していません。
この声明を受けてトランプ大統領は先ほど自身のSNSで、「ハマスは恒久的な平和に応じる用意があると私は考える」と投稿しました。
そのうえで「イスラエルは直ちにガザへの攻撃を停止し、人質を安全かつ迅速に解放できる環境を整えるべきだ」と呼びかけ、和平計画の前進に向けて協議を続けていることを明かしました。
トランプ大統領は自らが主導したガザ和平案のハマスへの回答期限を日本時間6日の午前7時に設定。
ハマスへ受諾するよう圧力をかけていました。