外国人観光客が増加する中、許可を得ずに自家用車を使って有料で客を運ぶいわゆる「白タク」行為の防止に向け、大分運輸支局などが、3日観光地の湯布院で注意を呼びかけました。
中国では、10月1日から大型連休「国慶節」が始まっていて、県内の観光地でも外国人観光客が増えることが見込まれています。
こうした中、JR由布院駅前では、3日大分運輸支局や県警などが許可を得ずに自家用車を使って客を有料で運ぶいわゆる「白タク」や「白バス」を利用しないよう、日本語と英語で書かれたチラシを配り注意を呼びかけました。
この白タク行為を巡っては、事前に配車アプリを使って決済を済ませることで、現金の受け渡しが確認できず、摘発を逃れる事例もあると指摘されています。
◆大分運輸支局西山淳首席運輸企画専門官
「(県内でも)県外ナンバーのレンタカーなど疑わしい車両を見ている。非常に危険なものになるので絶対に利用しないでもらいたい」
大分運輸支局では「白タク行為の根絶を目指していく」と話しています。