福島空港からベトナムへ向かう「アウトバウンド便」が、約1年半ぶりに就航した。
福島空港に到着したのは、ベトナム・ハノイと福島を結ぶチャーター便。10月3日朝は185人がチャーター便を利用し、ほぼ満席。観光客は4泊5日の日程で、秋の気配が漂う日本での滞在を楽しむ。ベトナム人観光客は「私は日本に来るのが4回目ですが、この季節の日本の美しい景色と、ベトナム人の歌手2人のライブが日本であるのがそれが楽しみです」と話す。
一方、出発ロビーに行列を作っていたのは、福島からベトナムへ向かう「アウトバウンド便」。約1年半ぶりの運航で、何と言ってもその利便性が魅力だ。会津から来た女性客は「自宅から車でドアtoドアで来させて頂いて、またここから目的地まで行けるっていうのはすごくありがたいですね」と話す。
今回のチャーター便はベトナム行きの搭乗率も75%と高く、福島県は「国際チャーター便のさらなる拡大を図っていきたい」としている。