秋田県男鹿市のナシの生産者やJAの関係者が県庁を訪れ、鈴木知事に今シーズンの出来を報告しました。春のひょうの被害に負けず甘いナシに仕上がっています。

県庁を訪れたのはJA秋田なまはげの関係者など6人です。

JA秋田なまはげ管内のうち男鹿市五里合地区は果樹栽培が盛んで、北東北で最大規模のナシの生産地です。収穫は8月下旬から始まり、これからの時期の主力品種は「豊水」です。

4月にひょうの被害を受けたものの、農家の懸命な管理で甘くみずみずしいナシに仕上がったということで試食した鈴木知事も太鼓判を押します。

鈴木知事:
「大変おいしい。ジューシーで甘さと酸味がちゃんと感じられる。まさに秋田のナシ」

ひょうの被害を受けたナシは表面にへこみや傷が見られるものの、甘さは十分で2025年は農家の収入の確保につなげるため出荷されます。

鈴木知事は傷のあるナシについて「おいしいですから気にしないで食べましょう」とPRしました。

JA秋田なまはげ果樹部会男鹿支部 伊藤東始嗣支部長:
「全体的にひょうが当たって本当に大変だった。それを救済するということで本当にありがたく思っている。味は全然いいナシと変わらないので、皆さんいっぱい食べてほしい。これから晩成種のあきづき、南水、秋泉と出てくるので味を楽しんでください」

JA秋田なまはげ管内のナシの収穫は10月下旬まで続きます。

秋田テレビ
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