フードデリバリーサービスの置き配などを悪用し、1000回以上“タダ食い”したとみられる男が逮捕されました。

詐欺などの疑いで逮捕・送検されたのは、名古屋市瑞穂区の無職・東本拓也容疑者(38)です。

東本容疑者は、国内最大級のフードデリバリーサービス「出前館」を使って、うな重やハンバーグ弁当など19点、およそ1万6000円分を出前館を使って注文、置き配を利用し、商品を受け取ったにもかかわらず「商品が届きません」などとウソのクレームを申し立て、返金させた疑いが持たれています。

逮捕・送検された東本容疑者 2025年10月2日
逮捕・送検された東本容疑者 2025年10月2日
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さらに、犯行で身元が発覚しないよう124回も携帯番号を変えたうえ、偽名を使ってアカウントを作成し、注文していたとみられています。

この手口で、2年間で繰り返した“タダ食い”は実に1095回に及び、被害額は370万円を超えています。

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 東本容疑者は「味を占めて何度もやってしまった。すべて1人で食べた」と供述していて、出前館は「今後、不正利用の早期検知に向けた仕組みづくりなどを通じて、不正に対して毅然とした姿勢で対応していく」とコメントしています。

東海テレビ
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