自民党の有力議員と日本維新の会の幹部が2日、東京都内で会談し、総裁選後の連携について意見交換した。
都内のホテルで2日夜に行われた会談には、自民・菅副総裁に近い佐藤元総務相、御法川元国対委員長代理、阿部文科相と維新の遠藤国対委員長が出席。
衆参両院で少数与党となり、自民党では4日の新総裁の選出後、15日にも開かれる臨時国会にあわせ、野党を含めた連立政権を組めるどうかかが焦点となっている。
関係者によると会談では、連立交渉の前に政策協議を優先する方向性を念頭に意見を交換した。
総裁選でトップを走る小泉農水相が同様の考え方を示している。
また、臨時国会で行われる総理大臣の指名選挙での対応を巡っても意見交換したものと見られ、総裁選後を見据えた動きが活発化している。