イギリスで、ピンク色の服を着た市民グループが、移民受け入れに反対するデモを行った。参加者は「子供の安全と文化を守る」と訴え、不法移民が多すぎると主張した。
一方、道路を挟んで差別反対団体も集まり、プラカードを掲げて抗議し両者が睨み合った。

「不法移民が多すぎ」女性たちがデモ

イギリス・ロンドンで1日、ピンク色の服を着た女性たちがリズムに乗って踊っていた。

この記事の画像(11枚)

取材班:
イギリスの首相府の前です。ピンクの服を着た女性たちが「私たちは右翼ではない」「安全と子供のために戦っているんだ」と訴えています。

移民・難民問題で揺れるイギリス。自らを「地域の母親や祖母である」と主張する市民グループ「ピンクレディース」が、ロンドン中心部でデモを行った。

「ピンクレディース」のメンバーは、難民申請者による事件が相次いでいると主張している。そうした人々を受け入れるホテルの設置などに反対する声をあげている。

取材班:
こちらの女性は、イギリスの国旗の色を全部ピンクと白と赤に変えています。

デモ参加者:
我が国には不法移民が多すぎます。私たちの子供たちと私たちの文化を守るためです。

デモ参加者:
男性が声をあげれば「極右」と言われる。女性が声をあげるときは我慢の限界ということ。子供たちの安全となると黙っていられません。