これまでなかったJR新八代駅の『駅スタンプ』のデザインが決定し、2日お披露目されました。

デザインしたのは八代市内の女子高校生。
妙見祭のガメや、市の公認キャラクターなどが描かれています。

これは来年夏に熊本県とJRグループ6社、観光関係者が連携して取り組む大型観光キャンペーンを地元から盛り上げようと企画されたものです。

JR九州熊本支社によりますと旅の思い出として昔から人気のある駅スタンプ、近年は外国人観光客にも人気ということですが現在、新八代駅には設置されていません。

このようななか、スタンプのデザインを多くの生徒が新八代駅を利用している駅近くの八代白百合学園高校の生徒を対象に募集したところ、10点がエントリー。

2日は審査と最優秀賞と優秀賞の発表があり、2年生で美術同好会に所属している竹井江里香さんが最優秀賞に、同じく2年生の大野寧々さんの作品が優秀賞に選ばれました。

竹井さんの作品は、毎年11月に行われる八代妙見祭の呼び物の「ガメ」を中心に市の特産品であるトマトや晩白柚を配置。
大野さんの作品は、八代市の公認キャラクターちくワンが九州新幹線に乗る姿を描きました。

【最優秀賞を受賞した 竹井江里香さん】
「とてもうれしいです(スタンプには)八代の魅力をちりばめているので八代の魅力を世界中の人に知ってもらえれば」

JR九州熊本支社では、2人のデザインをもとに直径8センチの円形の駅スタンプを2タイプ制作、来月中の設置を目指すということです。

テレビ熊本
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