セキュリティーカメラなどを手掛ける「i−PRO」が鳥栖市で新たに工場の操業を始め、“佐賀産”の製品がアメリカに向けて初めて出荷されました。
鳥栖市で新たに「佐賀工場」の操業を始めたのは、東京に本社を置き、セキュリティーカメラの製造などで国内トップシェアを誇る「i−PRO」です。
「i−PRO」佐賀工場は9月閉鎖された「パナソニックコネクト」の工場を活用していて、約300品種のセキュリティーカメラが生産されます。
1日のオープニングセレモニーでは、佐賀工場で製造された400台がアメリカへの輸出のため初めて出荷されました。
【i−PRO 中尾真人代表取締役社長】
「佐賀県、鳥栖市の皆さまにこの事業に参画していただいてですね、世界に向けてこの技術を発信できれば」
【向門慶人 鳥栖市長】
「世界に通用する製品が供給されるということが、鳥栖のブランドもですね、名前をあげることだと思っていますので、そういった意味ですごく期待をしています」
佐賀工場では現在、約140人が働いていますが、3年後は約240人に増やす計画で、生産台数も3倍近くまで引き上げたいとしています。