ラジコン飛行機の操縦技術を競う全国大会が高知市で始まり、宙返りや急上昇などのアクロバット飛行が繰り広げられました。
川村和久アナウンサー:
「飛行機が空高く飛んでいきます。高いときで上空100mはあるんじゃないでしょうか。この飛行機、こんなに大きいんです」
ラジコン飛行機の全長は2メートル、重さは5.5キロほどで値段は1機約150万円するそうです。2日から高知市春野町の高知ラジコンクラブ飛行場で始まったのは「F3Aラジオ・コントロール曲技日本選手権」です。これまで全国各地で63回行われていて、高知で開催されるのは2024年に続き2回目。
大会では17種類の技の難易度や正確さが審査され順位が決まります。参加しているのは、全国7つの地区大会を勝ち上がった選手など精鋭38人。実力者たちは空中で宙返りや急上昇などダイナミックな技を次々と決めていました。
こちらの男性は2025年8月にアメリカで行われた世界選手権で3位に輝いた実力の持ち主で、国内では向かうところ敵なしです。
2025年の世界選手権で3位・音田哲男さん(千葉から):
「去年で20連覇しました。(風の)条件とかあるんでいいタイミングも悪いタイミングもありますし、そこを見極めながら頑張っていきたいと思います」
会場には日本人で初めて世界一に輝いた高知のレジェンドの姿も。
元世界王者・吉岡嗣貴さん:
「こういうオープンな場所でしょ。そこで何かするっていうのが一番いい」
Q没頭できる
「そう。わずか10分足らずでね。没頭してます。嫌でも」
華麗なラジコン曲技が繰り広げられる大会は5日(日)まで行われ2025年の王者が決まります。