1日に「クラフティア」に社名変更したばかりで福岡市に本社を置く九電工の社員が、広島県の男性に大麻を密売した疑いで逮捕されました。
麻薬取締法違反で逮捕されたのは福岡県筑紫野市の九電工(当時)の社員、中野航兵容疑者(22)です。
中国四国厚生局麻薬取締部によりますと中野容疑者は8月2日、広島県廿日市市の知人の男(23)に対して大麻約300グラムを郵送し26万5000円で密売した疑いです。
調べに対し中野容疑者は「大麻を送って売ったことは間違いありません」と容疑をおおむね認めているということです。
中野容疑者は別の人物から大麻を入手して利益を乗せて販売し、購入した知人の男はこのうち約200グラムをさらに広島県内の別の複数の人に転売したとみられています。
麻薬取締部は中野容疑者がほかにも販売していたのではないかとみて、大麻の入手ルートも含め詳しく調べています。
クラフティアは「社員がこのように逮捕されたことは重く受け止めておりまして、社員教育を徹底するとともに、人事管理をさらに強化して再発防止を図ってまいりたい」とコメントしています。
クラフティアは1日、九電工から社名を変更したばかりでした。