日本トップクラスのオーケストラ「九州交響楽団」の新しい理事長が就任し、会見を開きました。
「九州交響楽団」の理事長に就任したのは、ふくおかフィナンシャルグループの社長・五島久さんです。
理事長の交代は7年ぶりとなります。
幼少期からピアノやドラムなどで音楽に親しんできたという五島理事長は、「持続可能な楽団を目指していきたい」と抱負を語りました。
現在、国内のオーケストラは、ファン層の高齢化や若者のクラシック離れが進んでいる影響もあり、厳しい現状に置かれています。
◆九州交響楽団 五島久 理事長
「『九州唯一のプロオーケストラを何とか持続させて地域の皆様に美しい音楽をお届けし続けたい』というふうに強く考えております」
今後は「SNSを活用した情報発信を強化するなど新たな取り組みを進めていく」ということです。