福岡県筑紫野市の中学校で、命の大切さなどを生徒たちに学んでもらうために乳幼児や保護者と触れ合う「子育てサロン」が開かれました。
2日、「子育てサロン」に参加したのは、筑紫野市の筑山中学校の3年生37人などです。
市が初めて取り組んでいる家庭科の授業の一環で、生後2カ月から3歳までの乳幼児やその保護者と触れ合うことで、命の尊さや家族のつながりの大切さなどを学びました。
生徒たちは、乳幼児の保護者に出産時のエピソードや名前の由来などのさまざまな質問をしたり、抱っこの方法を教えてもらったりしていました。
◆筑山中学校 3年生
「触ったら壊れそうなくらい繊細で、ちょっと怖いなというところもありますが、やっぱりかわいいです」
学校側は、「この取り組みを通して地域の方々とのつながりを強めてもらい、児童虐待などの社会問題にも真剣に向き合ってもらえれば」と話していました。