岐阜県各務原市のJR高山線の踏切で10月1日、特急列車とキャリアカーが衝突し、乗客20人がケガをした事故で、キャリアカーの運転手が「遮断機が荷台に引っかかった」と説明していることがわかりました。
警察などによりますと、1日午後4時45分ごろ、各務原市鵜沼川崎町のJR高山線の踏切で、「特急ひだ」とキャリアカーが衝突し、乗客およそ200人のうち20人が軽いケガをしました。
乗客:
「トラックがぶつかった瞬間に、ガラス片が飛んできました」
キャリアカーを運転していた女性(26)は車を降りて無事でしたが、その後の警察への取材で、「遮断機が荷台に引っかかった」と説明していることが新たにわかりました。
女性は踏切の非常ボタンを押したものの、列車の停止は間に合わず、警察が事故当時の状況を詳しく調べています。