航空貨物の物流拠点化を目指す北九州空港に、通関手続きなどを請け負うフォワーダー用の施設が完成しました。
完成を祝う竣工式には、運営主体で福岡市に本社を置く「エアーワールド」や自治体の関係者など約30人が出席しました。
北九州空港に初めて整備された「航空貨物上屋フォワーダー施設」は、貨物便の手配や通関といった国際物流を請け負うフォワーダーが入居する施設です。
延べ床面積はおよそ1200平方メートルで、1階はトラックの荷物を積み卸しする荷さばき場と倉庫、2階は事務所になっていて、国際物流に必要な作業が空港内で完結できるのが特徴です。
関係者は「九州唯一の24時間空港のメリットを生かし半導体などの出荷促進を目指す」としています。