大阪府内で相次いだ人気バイク「クロスカブ」の窃盗事件で、大阪府警に逮捕され4件の窃盗事件で起訴されたバイク修理業の男らが、約160件のバイク窃盗事件に関与していたことが分かりました。
被害総額は約4580万円にのぼります。
大阪府警に逮捕され4件の窃盗事件で起訴されたバイク修理業の男(47)と内装業の男(36)は、ホンダの人気バイク「クロスカブ」の窃盗事件4件で起訴されています。
大阪府警によると、2人は未遂も含め、約160件のバイク窃盗に関与し、被害総額は約4583万円にのぼるということです。
内装業の男が窃盗を実行し、盗んだバイクは修理業の男が一旦分解して車体番号を偽造するなどして組み立てなおし、中古車として売っていたということです。
また、状態の悪いバイクについては、部品取り用のジャンク品としてフリマサイトで売ったり、パーツをばらして部品として売ったりもしていました。
内装業の男が約20年前に修理業の男に自動車の修理を依頼し、その後偶然飲食店で再会し連絡を取るようになり窃盗に及んだということですが、どちらが主導したかについては食い違う供述をしているということです。