男子ゴルフの「第55回バンテリン東海クラシック」が10月2日、愛知県みよし市で開幕します。海外での経験を糧にパットを磨いた星野陸也選手は、2年前に逃した優勝を狙います。
星野選手は2024年、日本人史上4人目のヨーロッパツアー優勝を果たしました。
星野選手(2024年6月):
「すごくうれしかったですよ。まず欧州ツアーで優勝できたという、一つの目標をクリアできたので」
ゴルフ漬けの日々を送る中、実は海外での楽しみがあるようです。
星野選手:
「海外の歴史とか結構好きだったので。いつかエジプトに行くというのが夢だった。エジプト経由で(日本に)帰れる飛行機がたまたまあって、半日だけエジプトを少し観光して日本に帰ったこともありましたね」
海外での生活を楽しみながら、挑戦を続ける星野選手。2025年からは、世界最高峰のアメリカツアーに参戦し、自身の課題と向き合っていました。
星野選手:
「ショットに関しては(アメリカツアーでも)すごく自信はあるんですけど、やっぱりなかなか上位にいけなかったり、一緒に回っている選手が上位にいっているのを見て、自分と何が違うか一番感じたのがパターかなと」
2023年の「第53回バンテリン東海クラシック」では、最後の勝負がかかったパットを外してしまい、優勝を逃しています。アメリカでも、改めてパターの壁にぶつかっていました。
星野選手:
「例えばいろんな選手の打ち方だったり、自分もパターを一時期20本くらい日本から持ってきて、いろいろ試して」
世界で活躍するため、パットを試行錯誤してきた星野選手。磨いてきたパットで、2年前の雪辱を果たします。
星野選手:
「前回は悔しい2位だったので、リベンジして優勝できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」