群馬県前橋市の小川晶市長が男性職員とラブホテルで密会していた問題。

小川市長はあす=2日、議会に対して改めて説明し、質疑応答も含めて対応する予定です。

小川市長はこれまでに、次のように説明しています。
・男性職員とラブホテルに10回以上。
・仕事プライベートの相談に乗ってもらっていた。
・男女の関係はない。
・男性職員がホテルを提案。

そして小川市長は辞職する考えは示していませんが、男性職員が降格されていたことがわかっています。

関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で橋下徹さんは、「職員からホテルの提案を受けた」と小川市長が説明していることについて「絶対やっちゃダメ。市長と職員は、ものすごい上下関係がある」と批判しました。

■仕事は続ければいいが「弁護士なら否定すべきでなかった」

橋下さんは小川市長が男性職員とラブホテルで密会していたことについて、まず、「ラブホテルに10回も行っていたら、裁判で不倫関係と認められる。弁護士資格を持っていればわかるはずで、それを否定するべきではなかった」と主張しました。

【橋下徹さん】「小川市長には“変な言い訳”はして欲しくなかった。『謝れ、認めろ』っていう意見もあるかもしれないけど、言わなくていいと思う。

男女の不倫問題は、家庭内で解決してくれれば、公人であろうがタレントであろうが、スポーツ選手であろうが、会社の経営者だろうが、どの分野でも『“仕事は仕事”で続ける』っていう世の中にしていきたいので」

【橋下徹さん】「絶対やっちゃいけないのは否定。『ラブホテルに10回行っていた』という場合、裁判で不貞行為=不倫が認められないなんていう事例は、およそないです。

ラブホテル1回2回ぐらいで、ほぼ不貞行為が認められてしまうんです。小川市長も弁護士(資格を持つ)というキャリアを考えれば、それはわかっているはず」

■「認めたくないなら『ご推察通り』と説明『仕事を頑張ります』と言えばよかった」

【橋下徹さん】「認めて謝罪することをしたくないのであれば、黙っていて、『ご推察の通り』とか『みなさんが思う通りです』と説明しながら、『仕事を頑張りますから』って言えばいいのに

【青木源太キャスター】「最初の会見で男女の関係を否定してしまっているじゃないですか。それを今から軌道修正するというのも…」

【橋下徹さん】「僕は全然いいと思います。職員とかその職員の配偶者との関係はしっかりやってもらった上で、僕は今この時点で謝って(仕事を)やればいいと思う」


■「『職員からホテル提案』説明・職員だけ降格」は「ダメ」

その上で小川市長が「職員からホテルへ行くことを提案された」と説明したことや、職員だけを降格したことについては「ダメ」と批判しました。

【橋下徹さん】「言い訳で気になるのは2つ。1つは職員側から『ラブホテルに行く提案を受けた』って言ったわけですよ。これは絶対やっちゃダメだって。市長と職員というのは、ものすごい上下関係があるわけで、そこに何も言い訳できないですよ。職員の言い分も聞いてあげないといけないのに、一方的に市長が言うのは、法的にもダメです。

それから職員だけを降格にしたこと。法律を知っているなら、最後の人事の決裁権責任者は市長なので、自分は男女の問題とは別に仕事やっていくって言うんだったら、職員だって降格はダメだと思いますよ」

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年10月1日放送)

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