アメリカのトランプ大統領は、10月10日に発表されるノーベル平和賞に自身が選ばれなければ「アメリカへの大きな侮辱だ」と不満をあらわにしました。

トランプ氏は9月30日、南部バージニア州の基地で軍幹部らを前に演説し、インドとパキスタンの停戦仲介など「7つの戦争を終わらせた」と従来の主張を展開しました。

アメリカのトランプ大統領:
(自分の)ノーベル賞受賞は絶対にない。何の功績もないやつが受賞するのだ。だがそれは我が国への大きな侮辱だ。はっきり言っておく。

さらにトランプ氏は「ドナルド・トランプの考えや戦争の解決に必要なことの本を書いた人物に授与するだろう」と皮肉り、「アメリカが受賞することを望んでいる」と強調しました。

ノーベル平和賞をめぐっては、トランプ氏がノルウェーの財務相に「自分が平和賞にふさわしい」と語ったと伝えられているほか、イスラエルやパキスタンが推薦の意向を示しています。

フジテレビ
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国際取材部
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