京都府綾部市の川で国の基準値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出された問題で、住民団体が実態解明を求める署名を京都府に提出しました。
おととし、京都府北部を流れる由良川水系でもある綾部市の犀川の複数の場所で、国が定める暫定基準値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出されました。
これを受け、去年7月から署名活動を行ってきた「綾部PFAS汚染から健康を守る会」は30日、京都府に対して早期の流出対策や実態解明を求める1161筆の署名を提出しました。
要請では、処分場からのPFAS流出を止めることや、処分場周辺や下流の犀川を用水とする農地の土壌検査を行い、汚染実態を明らかにすることなどが盛り込まれています。
会は「早期解決に繋げたい」としています。