宮城県内の高校生の求人倍率が4.58倍と「超売り手市場」となる中、9月30日、仙台市内では合同企業説明会が開かれました。

この説明会は、高校生の就職を支援する会社が開いたもので、地元企業などを中心に16社が参加しました。

宮城労働局によりますと、来年3月卒業の高校生の求人倍率は「4.58倍」と、過去最高を記録。“超売り手市場”となっています。

「自衛隊の中や、近くに託児所があるので、そこで子供を預けたりして、災害派遣の活動をしている」

業種問わず人手不足が続く中、参加した企業などは好待遇をアピール。

高校生にどう映ったのでしょうか…?

高校1年生
「働いている人の雰囲気が知れるのでよい」

高校3年生
「警備会社は固定概念で男性だけが厳しそうだと思っていたが、男性の育児休暇があるなど、意外なことが聞けてよかった」

参加した企業
「高校生に直接話ができて、体験もしてもらえる。会社を決める中で一つの参考になってもらえればいい」

説明会を主催した会社によりますと、高校生の就職では3年以内での離職率が4割近くに上るミスマッチが起きていて、今後もこうした機会を通して、高校生のキャリアを支援したいとしています。

仙台放送
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