岩手県内で交通死亡事故が相次いでいる中、秋の交通安全運動は最終日を迎えています。
9月30日は、県内各地の通学路で警察官が子どもたちの見守り活動をしました。
警察官の交通安全の呼び掛けは、30日に全国一斉に行われ、県内では小学校の近くの通学路72カ所で実施されました。
このうち盛岡市の厨川中学校の前の交差点には、警察官2人が立って青信号になったことを確認した上で横断歩道を渡るよう誘導していました。
県警によりますと、県内では2025年8月末までに登下校中に起きた交通事故で、小学生4人、中学生7人の合わせて11人がけがをしたということです。
盛岡西警察署 岩野公伸交通課長
「運転者は、あらかじめ速度を落とすなど注意をしていただきたい。歩行者の皆さんは、道路を渡る前には、きちんと止まって確認してほしい」
県警ではこれからの時期、日没の時間が早まることから早めのライトの点灯や反射材の活用をしてほしいと呼びかけています。
(岩手めんこいテレビ)