2025年6月、岩手県盛岡市のすし店で、フグの毒が原因の食中毒が発生した問題で、警察はこの店の男性経営者を、食品衛生法違反の疑いで10月1日付で書類送検しました。
食品衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、盛岡市本町通のすし店の男性経営者(67)です。
この経営者は6月5日の夜、毒が含まれるおそれがあるため販売が禁止されているトラフグの肝臓を調理して、店の客に提供した疑いが持たれています。
市によりますと、当日、この店でフグの刺し身を食べた客3人が、脱力感や手指のしびれなどを訴え、うち2人が病院に入院していて、市はこの店を2日間の営業停止処分としていました。
警察の調べに対し、男性経営者は容疑を認めているということです。
警察は引き続き当時の状況を調べています。