9月30日、北海道古平町で親子グマとみられるクマ2頭が目撃されました。

 30日午前7時30分ごろ、古平町浜町で「自宅のベランダから山の方を見たら、クマが2頭いました」と、住人の80代女性が付近をパトロール中の警察官に連絡しました。

 目撃者の話によりますと、親子グマとみられ、それぞれの体長は約2.5メートルと約1.5メートルだったということです。

 約2.5メートルの親グマは巨大な成獣とみられています。ちなみに2019年から約4年にわたり、牧場で放牧中の牛66頭を殺傷し続けた「OSO18」の体長は2.1メートルでした。

 親子グマは女性の自宅のベランダから山の方向に約50メートル先の栗の木の下にいたということで、その後、北方向の山奥へ立ち去りました。

 警察は付近をパトロールするなどして、注意を呼び掛けています。

北海道文化放送
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